残酷すぎる成功法則 その3「評価とタイミング」:レビュー

気づきのが多いので引き続き、残酷な成功法則のレビュー。

忘れないでほしい。短期的には利己的な行いが利益をあげるが、最終的には良心的な行いが勝利をおさめる。だから、可能なかぎり、長期的なスパンで事を行おう。

短期的な利益のほうが、やってる感があるから、どうしても短期的成果を追ってしまう。1年後の100万円より、今日手に入る1000円。ただ、それを続けていると疲れるし、飽きる。そしてまた、短期的な利益を取りに行く。その悪循環を断ち切るには、本当に欲しいものを思い描く必要が出てくる。

例えば自分が今一番欲しいものは「やめられる状態」だ。いつでもやめられる状態だと、自分が今本当にやりたいことを始めることができる。だから、いつでもやめられる状態を欲している。例えばお金が自動で入る仕組みがあれば、仕事をいつでもやめられる状態になれる。まずは、来年の4月までにやめられる状態を整えよう。

上司へのゴマすりは効果がある。しかし、もっと誠実に得点できる方法がある。私の働きぶりはどうか?もっと成果をあげるにはどうすれば良いか?と上司に定期的に尋ねることだ。もしあなたが上司で、部下から定期的に「どうしたらもっとお役に立てるでしょう?」と言われたら、どんな反応を示すだろう?そう、決して悪い気はしないはずだ。

自分も含めてここが下手だと思う。上司、友人、恋人、子ども、相手が求めていることを確認せずに、相手が喜ぶだろうと思い込んで行動を起こしてしまう。そして、思った結果が得られなかったときに相手を責める。相手のために始めたのに、相手を悪者にして、自分は間違ってないと自分の箱に閉じこもる。

そんな、自分勝手で、自分本位で、自分しか見てない状態になるぐらいなら、相手に聞こう。自分の働きぶりはどうか?もっと成果を上げるにはどうすればいいか?

私たちは機会を逃すことを恐れるが、皮肉なのは、非生産的なことを一刻も早くやめないがために、もっと重要なことをしたり、あるいは重要かもしれないことを試したりする機会を逸していることだ。

毎日やっていること、習慣になっていること、前任から任された仕事は特に注意が必要だ。「なぜ」やっているのか答えられなかった場合、それは非生産的なことをやっている可能性が高い。「なぜ」やっているかわからない仕事なんて、いっそのこと今すぐやめたらいい。

なぜやっているのか分からないから、前任の人に、この仕事はなぜやっているか?と確認したところ、前任の人に言われたからだそうだ。言われたからやる、は「なぜ」には入らない。ただし、「なぜ」がなかったとしても、それが楽しかったらやる価値ありだ。

仕事は、あなたのゲームだということを忘れてはならない。ほかの誰かがあなたの仕事や人生を面白くしてくれるのを待っていてはいけない。

まさに仕事は自分のゲームだ。また、人生も自分のゲームだ。誰かが面白くしてくれるのを待っていたところで、それはいつ来るかわからない。だったら自分で面白くしよう。今はつまらないかもしれないが、つまらないことに目向けてないで、どうすれば面白くなるかに目を向けよう。

今日という日が、どうすれば面白くなるか考えてみよう。ゲームが面白くなる4代要素は、勝てること、斬新であること、目標、フィードバックだ。

今日のやること
・18時きっかりに仕事が終わるように進める。
・家族に全力でありがとうを伝える。
・自分の部屋を片付ける!