会社で抱えてる不満、不安を解消するために読んでみた。複数人の実体験に基づいた気づきが多く書かれており、これからの会社を変えるためのヒントを得たのでここにまとめます。
会社は「辞める」か「染まる」か「変える」か。ただ、「変える」を選んだ時その一歩目は、小さな一歩でいい。
正直自分は今の会社を、「辞める」か「変える」かで悩んでいる。変える手間を感がると、辞めた方が早いが、変える力を持ちたいとも考えている。変える力がなければ、どこへ行っても何でもできる。染まりきった自分とスタッフをどう変えていけるのか、この本からヒントを拾って使っていこう。変えるのであれば小さな一歩からだ。
大川が「楽しさとゆるさ」を最優先にしたのには、理由がある。「仕事では常に『責任、コミット、効果』を求められます。これとあえて反対の立ち位置を取りたいと考えたのです。『楽しさ』は行動の源泉。『ゆるさ』は何にでもチャレンジして良い心理的安全性を担保します。楽しさとゆるさを軸にしたことで、出会える人も多様化したし、個人の中に存在する多様性も引き出しやすくなったと感じます。
自分は結果や効果を追い求めるのが好きなので、飲み会や遊びにも結果や効果を求めていた。だが、楽しさとゆるさを最優先にすることで手に入るものがあるということが大きな気づきになった。次回開催するイベントでは、楽しさとゆるさを最優先にして、どうゆう結果が得られるのか検証してみよう。
①関係の質を高める
②思考の質を高める
③行動の質を高める
④結果の質を高める
行動を変えることばかりに意識が行ってしまいがちだが、関係と思考の質を変えなければ行動も変わってこないことが分かった。関係には、家族、友人、同僚、上司などあるが、まずは自分との関係を良好にしよう。自分自身を大切にしてあげよう。自分との関係をよくして、いい情報を入れてあげて、いい思考へ向けてあげよう。なんとなく流れてくる情報に時間を使うのではなく、自分を良くするための情報をとりいれることに時間を使おう。そうすればおのずと結果の質も高まっていくだろう。
隣の芝はそれほど青くない。自社のリソースを見つめ直し、どう使い倒すかを考えよう。
人間あるある。他人の持っているものがよく見えてしかたない。自分が持っているものをおろそかにして、自分が持っていないものに心を奪われる。アホらしいが、その状況になりやすい。まずは自分が持っているものを確認し、どう使えるかに集中しよう。他に心を奪われている時間を自分に向けてあげよう。他人のせいにしてる暇があったら、自分に何ができるのか考えよう。
遊ぶように働き、働くように遊ぶ
これは本当に理想だなと思う。嫌々仕事をするのではなく、言われたから仕事をするのではなく、自分から楽しみ、楽しいからまたやる。その好循環を作り出したい。ただし、遊ぶ=楽しいではない。遊びの中に、難しかったり、辛いこともあるけど、それを乗り越えることで、より楽しくなる。自分の中での働くとは、誰かに依頼されたことを達成することだという感情があるので、働くという感情、考えを少し変えてみたら、また楽しくなりそう。
自分が面白いことをやろうとさえすれば、周りのみんなもどんどん面白いことをしようとするのではないか。
まさに、面白いことを待っているだけでは、面白いことは起きない。今この瞬間に起きていることを面白がれるかどうか。今を面白がれれば、やっていること全てが面白くなってきて、面白そうな自分を見て、周りの人が面白そうと思ってくれたら、皆の価値観は少しずつ変わっていくと思う。面白がるスキル大切。
実現可能なスモールスタートを目指したのだ。
最初の段階で、実現不可能な計画を立ててしまうと実行できず終わってしまう。夏休みの宿題見た。まずは、今この瞬間にできることから始める。できないことを考えるのではなく、今できることに集中する。今できることを続けていくと、できることが増え、最初はムリだと思っていたこともできるようになっていく。大切なのは実現可能なスモールスタートを着ること
「プロジェクトが成功するか否かを分けるのは、担当者がそのプロジェクトにどれだけ想いを込めることができるか、どれだけ汗をかけるかによります。だから、何をするかよりもまず、そこにつながる本人の原体験や気づきを言語化することが大切なのです。
まさに。熱の宿っていない企画は、だれもやりたがらない。更に熱が宿っただけでは足りない。どれだけ汗をかけるかによる。まあ、熱が宿ってる時点で行動につながるので、まずは熱を宿すことが重要。やりたくて居ても立っても居られない状態になっていれば、その企画は成功する。たとえ困難にぶちあたっても成功するまでその熱はやどり続ける。
「大切なのは本人の原体験まで遡って『やりたいこと』を『なぜやりたいのか』を言語化すること。『どんな方法でやるのか』は、事業を進める上で変わってもいい」
なにかに迷ったとき、「なぜ」が無いと本当に弱い。なぜ始めたんだっけ?なぜやりたいんだっけ?しかも、言語化しておかないとすぐに忘れるし、共有もできないからすぐに忘れる。企画の背景、ゴール、コンセプトは何度共有しても足りないぐらい。方法にこだわらず、理由にこだわろう。
①個人がやりたいこと ②会社が求めていること ③社会が求めていることの3つの円が重なり合った真ん中の領域であれば、実現の可能性が格段に上がる。
この3つが重なったら最強だよね。よくあるのが、自分やりたいことと、会社が求めていることとのぶつかり合い。そこに社会が求めていることを重ねないと、企画が進んだとしても、誰も使わないものが出来上がる。どうせなら、自分も会社も社会もよろこぶ企画に関わりたい。むしろ関わりたいと思うぐらいなら自分が発端になってしまえばいい。
メソッド1と2で言語化した「なぜやるのか」「何をやるのか」に対して、「どのようにやればいいのか」を、段階を追ってプランニングするのだ。ビジョンは素晴らしいのになかなか事業化が進まない例でよくあるのが、ステップの1つ目に、自分でコントロールできないものを置いてしまうケース。例えば会社のルールを変えなくてはならないという場合は、その前にもっと細かいステップを用意して、実現可能なことからスタートする。
今この瞬間に「できなこと」に囚われていると何もできなくなる。なぜやるのか、何をやるのかが言語出来たら、どのようにやればいいのか。今この瞬間から始められること、自分でコントロールできることに集中すること。また、自分がコントロールできないことであれば、だれがコントローラーを握っているのかを調べること。調べることならきっと、自分にも始められるはずだ。まずは、自分ができることに集中していこう。
「自分は何者か、何をやるのか、どうやるのか」を明確にすれば、だれもがファンタジスタになれる
まだ自分が、何者で、何をやるのか、どうやるのかを決めかねている。ただ、決めなくてもできることはできるので、価値観マップを掘り下げていって、自分が何者かだけでも知っていこう。自分を知ることができたら、何をやるのか、どうやるかはおのずと出てくる。自分を知り、自分自身の課題を知ることを優先しよう。
「自分が選んでこの会社にいるのであれば、会社にこうしてほしい、上司にこうしてほしいと言う前に、自分の力でどうしたらいいかを考えてみよう。私はそうありたいし、そういう人と働きたい」
そういう人と働きたいというイメージを言語化して、自分がその人に近づいていく。そうしたほうが不平不満をまき散らしてるよりはるかに楽しい。何が足りないか、何ができないかよりも、何があって、何ができるかに焦点を当てたほうが、はるかに精神衛生上いい。
「Arumon」は「本気で遊べる場所」であることを大事にしたい
本気で遊べる場所っていいな。自分も作りたい。
これはある先輩に「まず自分が持っている情報を発信しろ。そういう人に情報が集まるぞ」と教えてもらったからだ。瀬戸島は、ことあるごとに自分の興味やキャラクターを上司に伝えてきた。
自分を発信することで、自分の輪郭がはっきりしてくる。だからこそ、まず自分が持っている情報を発信する。みんなが知ってるか知らないじゃなくて、自分が持っている情報を体系化して発信し続ける。その中で情報が磨かれ、自分にしかできない発信が見えてきて、自分のやりたいことにつながっていく。
興味あることに注力し、発信し続ければ運や偶然はつかみ取れる
最近、みんな興味ないことに時間使い過ぎ説。仕事、テレビ、スマホ。ただただ反応してるだけで、受け取ることだけに慣れて、ただただ受け取るだけ。受け取るのもいいけど、渡すこともしよう。バトンを受け取ったら次の人へつなげよう。興味あることに発信し、発信し続けることで今持っているバトンを次の人に渡し、新しいバトンを受け取っていこう。繋ごう。