レビュー:メモの魔力

メモの魔力の最後にある1000の質問が面白くて、今200問ぐらいまで来ました。

メモをとることで、その場で展開されている議論を綺麗に構造化できるようになります。逆に言うと、しっかりとメモをとるには、構造化は必要条件であり、上手にメモがとれるようになってきたなら、それは、構造化がうまくなってきている証拠です。

これはすごく思う。自分はよくメモをとる方で、会議中も議事録を取りながら、疑問点、質問したいこと、アイディア、やることなどを並行してメモしてます。それにより、「ここまでで質問ありますか?」と聞かれたときに瞬時に質問できる。そして、メモをとることによって、議題がずれていないか、会議がどこまで行けばゴールかなども把握できるようになった。メモ大切。

経験していないこと、知らないことは、「やりたい」と思うことさえできないのです。であれば、経験の数自体を増やして、「やりたいこと」を見つける確率をあげましょう。真剣に動けば、必ず、見つかります。そして、ひとたび見つかったら、全力でその「やりたいこと」にぶつかっていってください。

20代後半になるまで、自分は「知らないこと」さえ「知らないこと」を知らなかった。やりたいことがない人、見つからない人は、やりたいことが見つかるまでやってないからという言葉にも通じている。まずは、自分がワクワクするもの、好奇心の赴くまま、調べる。聞いてみる。やってみる。そうしていくことで、何を知らないかを知り、なにがやりたいのか見えてくる。

行動に落とし込めずに夢が夢のままである人がどれだけ多いことか。僕は、一度しかない人生において、何も行動を起こさず夢を夢のままにしておくのは、本当にもったいないことだと思います。「じゃあ5分後に何をするのか」「今できることは何か」まで、考えてみましょう。「大きな挑戦がしたい」であれば「明日から何をするの?」と考える。

よく、足りないものや、問題、障害に心をうばわれてしまうが、どうにもできないもの、まだ起きてないことを考えても仕方ない。簡単に解決できないから悩むのであって、悩むだけでは解決にはつながらないから、悩むより、考える。今できることは?今あるものは?ゴールは?今日何ができる?出来ないことよりも、今、この瞬間にできることを考えよう。

突然ですが「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢が叶うのか?」、考えてみたことがありますか?願いがお星様に届くからでしょうか。おそらく、違います。僕が思うには、「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いを持っているから」です。

自分の同じことを思っていたが、言語化されてスッキリした。人が夢を叶えられない9割の理由は、「忘れてしまうから」。何をしたいのか忘れてしまったら、達成できないのは当たり前なんだけど、忘れてしまったことさえ、思い出すことが出来ないから、夢はいつも見えるところに置いておこう。

さっそく、スマホのロック画面とホーム画面に、今年のやりたいことを壁紙登録してみた。

いい感じ!