改善によってどうなったか?
生活
- 物を探す習慣がなくなった。
- いつか使うものを手放す事ができた。
- 掃除が楽になった。
- 自分時間が増えた。
仕事
- 無理、無駄、ムラを発見することができるようになった。
- 少しずつ改善提案をしていたら、業務改善を一任された。
- 仕事で評価され年収1,000万超えのポジションを与えられた。
改善が好きになったキッカケ
自分には4歳上の兄が2人いて、3人で1部屋を与えられていた。部屋は広く、狭く感じたことはなかったが男3人のため、いつも散らかっていた。
家族間でのルールは「自分で考える」「やりたいことをやる」が基本だったため、掃除しろ、勉強しろと言われることがなかった。そのルールも相まって、いつも散らかっていた。
小学生になるころ自然と、兄が散らかし担当、自分が片付け担当という仕組みが出来上がっていた。その担当が嫌なわけでもなく、掃除をすると兄や両親に褒めてもらえていたので、むしろ掃除が好きになっていた。(今考えるとうまく教育されていたのかも)
「掃除をする → 褒められる → 楽しい → もっと掃除をする」 というサイクルが回ったため、掃除が趣味になっていった。これが、自分が改善が好きになるキッカケになった。
3つの大きな影響
人生がときめく片づけの魔法
この本と出会うまで、物を捨てるという習慣がなかった。物は壊れるまで使うのが当たり前だったが、この本から「ときめくモノだけを残す」ということを学んだ。これにより、長期間使ってないものを処分する習慣が出来上がった。
佐藤可士和の超整理術
この本からは「空間の整理」「情報の整理」「思考の整理」を学んだ。これにより、家も更にきれいになったが、仕事がスムーズに進むようになった。特に、整理のプロセスに大きく影響を受けた。
整理のプロセス
1.状況把握
a.情報が見えない状態
b.情報を見えるようにする
c.情報を並べる
2.視点導入
d.優先順位をつける
e.因果関係を明確にし本質を見つける
3.課題設定
f.本質に対して課題を設定する
これだけでは、なにがなんだかわからないと思うが、この順番で整理していくと、問題が浮き彫りになり、問題解決へ進むことができるようになる。 気になる人はぜひ読んで欲しい。人生変わるから。
枚岡合金工具株式会社の工場見学会+3S講習会
この研修では、「言葉の定義付け」を学んだ。この定義付けのおかげで自分はチームをうまくまとめられるようになった。認識を合わせてから作業しないと大変なことになるということをここで覚えた。
例えば、「掃除」という言葉一つとっても、
- Aさん「ふけばいい」
- Bさん「ゴミを捨てること」
- Cさん「誰が見てもきれいな状態にすること」
こんな感じで、人によって認識はバラバラ。その認識がばらばらの状態で、3人に向かって「掃除しといて」と頼んだらどうなるだろうか?結果は明白だろう。掃除に入る前に、掃除とは何かについて定義した上で、掃除に取り掛かると、ものすごい結果を残すことができる。これにより自分のチームは大きく変わった。
年収1,000万円を超えるまで
自分が年収1000万円を超えたのは32歳のとき。それまでに何をしたのかと言うと、
- 仮説を立てる(こうなったらいいな)
- 提案してみる(だめでもともと)
- 率先してやる(言い出しっぺが一番動く)
- 同じ失敗を2度繰り返さない
これだけだ。この誰でもできることを、誰もがやらない速さでやり続けてきた。同じ失敗をしなければ登り続けられる。 他にも、紆余曲折あったけど細かな話は、またの機会で。
自分がなぜ改善を好きなのか書いたら、より改善が好きになってきたので、近い内に自分が実践している改善パターンについて書いてみようと思う。